出演者
Performers
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辺土名直子(作編曲/Piano/総合演出)
宜野湾市出身。大阪芸術大学音楽学科音楽制作コース修了。クラシックからプログレに至るまで曲の追求は様々である。近年は、琉球楽器を用いた楽曲制作に力を注ぐ。
宮本亞門「TEE!TEE!TEE!」舞台音楽や、県内出身映画監督の岸本司監督、平一紘監督の劇伴音楽、首里城PJM音楽制作など幅広い音楽活動を行う。
2015年より「沖縄のウタ拝」を始動、2024年で9年目を迎える。
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Cocco(歌/踊り)
1977年那覇市出身。バレエを飯島礼子、飯島寛に師事。
97年 ビクターよりシンガーソングライターとしてメジャーデビュー以降、音楽活動を中心に、絵本・フォトエッセイ集・長編小説などを上梓の他、舞台や映画出演、ナレーション、アパレルブランドComposition-aのプロデュースなど活動は多岐にわたる。
現在、陶芸/伊平屋島焼き「jimayaki」の制作活動に力を入れている。
Instagram
@jimayakiokinawa -
糸数 知(歌)
沖縄県立芸術大学声楽専攻卒業、同大学大学院修了。
第84回日本音楽コンクール入選、第53回日伊声楽コンコルソ入選。
その他数多くのコンクールにて上位入賞。オペラ出演、オラトリオ出演、ガラコンサートや室内楽コンサートなど幅広く活動。イタリア、ドイツにて短期研修、マスタークラス受講。第58回沖縄タイムス芸術選賞奨励賞受賞。
現在、藤原歌劇団団員、日本オペラ協会会員。
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大城 建大郎(歌三線/笛)
沖縄県立南風原高校郷土文化コースに進学をきっかけに琉球古典音楽を学び始める。
卒業後は沖縄県立芸術大学、沖縄県立芸術大学大学院で琉球芸能をさらに深く学び、その後は国立劇場おきなわ第4期組踊研修を修了。
現在は、沖縄を拠点に国立劇場おきなわ主催公演などの県内芸能公演に出演し、県外公演や台湾、フランス、アメリカはハワイ、ワシントンD.C.など国外での芸能公演にも出演。また、県内ミュージシャンの編曲、楽曲提供も行う。
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Chris(Bass)
1998年に音楽キャリアをスタートさせ、2007年に沖縄の伝説的バンド「紫」に加入。
2023年には自身が出演したドキュメンタリー映画「紫~MURASAKI~ 伝説のロックスピリッツ」が全国公開された。その後8月に最新アルバム「TIMELESS」をリリース。
2024年にはスウェーデンで開催された「TIME TO ROCK FESTIVAL」に出演し、世界中のファンを魅了した。また、沖縄県内外の様々なアーティストのライブサポートや楽曲制作も手がけている。
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椎野恭一(Percussion)
横浜生まれ。幼い頃ビートルズ好きな姉のボーイフレンドがドラマーで、 スティックをプレゼントされたのがドラムの道を志すきっかけとなり10代後半からプロドラマーとしてのキャリアをスタート。
Coccoのレコーディング、ライブサポートをはじめ、AJICO、GOMA & The Jungle Rhyme Section、など数多くのアーティストとのセッションを重ねる。
「沖縄のウタ拝」ではドラムのみならずパーカッションも駆使して新たな世界にチャレンジしています。
公式WEBサイト
https://kyoichi-shiino.jp
Guests
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仲村逸夫(歌三線)
沖縄公演9歳の頃、父、仲村勲より歌三線の手ほどきを受け、その後琉球古典音楽野村流保存会の比嘉康春に師事。
沖縄県立芸術大学、同大学院、国立劇場おきなわ組踊伝承者養成研修にて琉球芸能への造詣を深める。
2015年に第一回独演会を開催。同時に独唱集(CD3タイトル)を発売。
2017年沖縄タイムス芸術選奨奨励賞受賞。国立劇場主催公演をはじめ、県内外で多くの演奏活動を行うほか、これまで多くの新作組踊や史劇、新作劇などの音楽監督を務め、琉球古典音楽を基軸に幅広い活動を行っている。
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仲嶺良盛(歌三線)
沖縄公演沖縄県那覇市出身。幼少期より沖縄芝居役者で祖父である仲嶺眞永の舞台を観て育ち、13歳より、琉球古典音楽安冨祖流絃聲会師範で父の仲嶺伸吾に師事。
沖縄県立芸術大学大学院琉球古典音楽専修修了。国立劇場おきなわ第四期組踊研修修了。
2022年より沖縄伝統組踊「子の会」会長を務め、県内外で組踊の普及公演を行っている。
2023年新作組踊「麻氏日記」を発表。
近年はポップスバンド「Nanaironote」に三線奏者として県内外の音楽フェスに出演するなど活動の場を広げている。
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池間北斗(箏)
沖縄公演琉球伝統箏曲琉絃会師範 又吉貞子に師事
沖縄県立芸術大学琉球芸能専攻卒業
国立劇場おきなわ第1期組踊研修修了
2017年沖縄タイムス芸術選賞箏曲の部最高賞受賞
2017年第24回賢順記念全国箏曲コンクール賢順賞受賞
2021年第25回日本伝統文化振興財団賞受賞
令和6年度 文化庁邦楽普及拡大推進事業 邦楽普及大使
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細川 拓実(歌三線)
東京公演琉球芸能実演家
琉球古典音楽 野村琉保存会 師範2005年 與那城 雪子氏に師事
2013年に沖縄県立芸術大学 琉球芸能専攻 卒業琉球古典音楽演奏家としての活動を基盤に、シンガーソングライター活動(Taku Hosokawa)、沖縄音楽ユニット「男弦ダイナマイツ」を大城ケンタローと共に結成。
ライブ活動やラジオ番組出演、YouTubeチャンネル運営などを中心に活動中。
その他、TV音楽番組やTVCM、映画音楽などへの三線奏者としても多方面で活動。
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澤岻安樹(歌三線)
大阪公演幼少の頃、祖父の演奏する三線の音色に魅了されたことをきっかけに歌三線を始める。
沖縄県立芸術大学に進学し、在学中に国立劇場おきなわ組踊研修を受講。組踊音楽の技術・知識を深める。
大学を卒業後は京都に拠点を移し、小中学校での文化体験学習で普及活動のほか、国立劇場おきなわを始め県内外での舞台活動を行う。
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根岸孝旨(Bass)
全公演学生時代より太田裕美のライブサポートでキャリアスタート、その後Dr. StrangeLoveを結成しメジャーデビュー。
サザンオールスターズ、奥田民生、藤井フミヤ、ポルノグラフィティ、いきものがかり等のレコーディング、ライブサポートの他、CoccoGRAPEVINE、aiko、木村カエラ、中島美嘉等のプロデュースを担当。
Artworks
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斉藤 洋平(VJ/映像作家)
2000年よりVJとして活動を始める。
様々なバンドの専属VJとして海外ツアーなどにも参加。
また即興のセッションや舞台作品などにも参加。
ミュージックビデオも多数制作している。
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山川さやか(画家)
作品提供1976年沖縄県生まれ、
多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了。
現在沖縄を拠点に活動中。
創作テーマは、生命・物事のルーツや繋がり、間(はざま)を探究することであり、沖縄の風土や時代の移ろい、生命の円環を感じながら制作に取り組んでいる。
進学のために沖縄を離れた時、他者の優しさや繋がりを感じた。
私が描き出す「核」は、生命を繋いていく沖縄のスピリットであり、「私は何者で、何のために生まれてきたのか」という自身の問いを表現している。
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照屋勇賢(美術家)
作品提供1973年、沖縄生まれ、ベルリン在住。
1996年、多摩美術大学絵画科卒業。
2001年、スクール・オブ・ヴィジュアルアーツ修士課程修了。
ドイツ国立アジア美術館での個展「照屋勇賢:沖縄」の他、主なグループ展「Greater New York 2005」PSI(2015年)、「誰が世界を翻訳するのか」金沢21世紀美術館(2015年)、「Japanorama」ポンピドゥー・センター・メッス(2017年)など。
その他、横浜トリエンナーレ2005(2005年)、第18回シドニー・ビエンナーレ(2012年)、上海ビエンナーレ(2018年)、バンコクビエンナーレ(2020年)などの国際展に参加。
紅型作品「結い、YOU―I」がイギリス大英博物館収蔵される(2023)。